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コロナ時代の熱中症対策 [2020.07.05更新]

<コロナ時代の熱中症対策>

熱中症とは高温多湿の環境下で環境に順応することができずに起こる状態の総称をいい、実際にはさまざまな状態が組み合わさって起こります。

具体的には、体温上昇にともない発汗がすすみ、それらにより、脱水、血中ナトリウムの低下や循環不全(各組織での血液の流れが悪化)が生じ、各臓器の機能不全が生じます。

症状として、めまい、筋肉痛、筋肉硬直が生じる場合は環境調整や飲水、冷却などの対応策が必要になります。さらに頭痛、嘔吐虚脱感、判断力の低下が生じた場合は病院受診が必要になります。意識障害やけいれんが生じる場合は多臓器に影響がある可能性があり入院治療が必要になる場合があります。

順応できない状況としては、環境、本人の体質・状態、本人の行動様式の三要素のリスクを考慮する必要があります。環境には高温(急な気温上昇)、多湿、空気の流れが悪いなどが挙げられます。本人の体質・状態は乳幼児、高齢者、暑い環境に慣れていない、日常生活での運動不足、疲労、睡眠不足、肥満、心疾患患者、精神疾患患者などが挙げられます。本人の行動様式としては運動、長時間の屋外活動、水分・塩分摂取不足などがあげられます。運動においては屋外のみならず、湿度がこもりがちで脱水に気づかれにくい屋内での運動にも注意が必要です(野球、サッカー、陸上競技、バスケットボール、剣道、バドミントンなど)。家族で車を利用して外出という機会も多いと思いますが、車の中で待機していた乳幼児の熱中症は死亡に至るケースも少なくありません。エンジンを止めエアコンなし窓開けなしだと5分で車内は35℃を超え、日陰に駐車してすこし窓をあける程度ではほぼ同様な状況になるようですので、乳幼児のみで車内に置いたままにしないことが唯一の対策といえます。

熱中症対策として、まずは環境に留意することが重要です。外気温24℃以上から運動などに注意が必要で、外気温31℃以上から激しい運動は中止するなど厳重な警戒が必要になります。最近では、熱中症のリスクの指標として「暑さ指数(WBGT)」が推奨されています。暑さ指数は外気温、湿度、輻射熱を考慮した指数で、より精度の高い指標となります。環境省は熱中症対策として暑さ指数をホームページ上で公開していますので、参考にすると良いでしょう。旅行や家族での外出、トレッキングやキャンプなどで参考になると思います。暑さ指数21℃から注意が必要で25℃から警戒、28℃以上から厳重警戒が必要です。リスクは環境だけではありません。その他のリスクとして当人の状態・行動もあげられます。具体的には適宜、休息・水分塩分補給することが推奨されています。たとえば激しい運動中は30分おきの休息補給が推奨されています。子供たちはは自分の状況を説明し行動に移すことが難しいため、周囲の大人が定期的にチェックすることが必要です。その観点から小児においては激しい運動に限らず30分おきに休息補給を基本の目安と考え、状況に応じて20分間隔での休息補給を考慮しましょう。

マスクをつけていると口の中が乾きにくくなり、自分の状態に気づきにくくなるため、意識的な定期休息補給が必要です。学校生活におけるガイドラインでは、運動中において周囲に人がいない場合はマスクをはずしてよいとの指針が出されました。休息補給が十分でない場合も考慮し、状況によりマスクを外す対応も示されたことになります。ソシアルディスタンスが確保されている状況や家族などで普段から密な接触をしている関係であれば、マスクによる感染予防対策より熱中症対策の方が重視されます。マスクの開発が進み、今後、高温多湿環境に考慮されたマスクが発売されつつあり、素材が冷感を感じるもの、汗との化学反応で冷却効果を生じるもの、保冷剤をセットするものなどに大別されるようです。マスク機能が保持されているかを確認のうえ使用を検討しても良いかもしれません。首を冷やすタイプの製品が出されており、マスク機能を損なわずに一定の効果が期待できそうです。小さな扇風機で送風するタイプは状況によりマスク機能を阻害するかもしれません。幼児においては、帽子タイプでフェイスシールドがついているタイプがありマスクより付けてくれるかもしれません。2歳以下ではマスクを含めすぐに取ってしまう可能性があり、マスクの対策はできる範囲でと割り切った方が良いかもしれません。

熱中症予防のための行動指針

スポーツ大会への参加やアウトドアに出かける際などは、当日現地の暑さ指数および下記に示した行動指針を確認しておくことも予防につながると思います。

暑さ指数

WBGT

(℃)

外気温

乾球温度

(℃)

危険度

生活活動の

危険度

日常生活の注意事項

運動指針

 

31

 

35

危険

すべての生活活動で危険性あり

外出はなるべく避け、

涼しい室内に移動する

運動は原則中止

 

 

 

28

 

 

31

厳重警戒

外出時は炎天下を避け、

室内では室温の上昇に注意する

激しい運動は中止

 

 

 

25

 

 

28

警戒

中等以上の生活活動で危険性あり

運動や激しい作業をする際は定期的に充分に休息を取り入れる

積極的に休息する

 

 

 

21

 

 

24

注意

強い生活強度で危険性あり

一般に危険性は少ないが、激しい運動や激しい作業では発生する危険性がある

積極的に水分補給

 

 

 

ほぼ安全

 

適宜水分補給

 

 

2020/07/05

サウスウッドこどもクリニック

院長 栗屋敬之

7月の土曜日診察 その他 [2020.07.03更新]

<7月の土曜日診察 その他>

7月4日(土)   休診

7月11日(土)     9:00-12:00(11:45窓口受付終了)

7月18日(土)     9:00-12:00(11:45窓口受付終了)

7月23日(木)    祝日休診 海の日

7月24日(金)    祝日休診 スポーツの日

7月25日(土)    休診

7月30日(木)  午前臨時休診

                             諸事情により申し訳ありません

8月1日(土) 9:00-12:00(11:45窓口受付終了)

 

頭蓋変形外来のフォロー外来の終了について [2020.05.01更新]

昨年4月から東京女子医大病院脳神経外科の頭蓋変形外来のフォロー外来として、当クリニックを利用していただいておりましたが、諸事情により外来終了とさせていただきました。

健診その他で、頭蓋変形について専門外来への受診が必要と考えられる場合は引き続きご希望の医療機関にご紹介します。

ご理解のほどよろしくお願い致します

院長

一般診療の対象疾患について [2020.04.28更新]

これまで、一般診療において、感染症および非感染症などに応じて診察室を分けてご案内しておりましたが

下記の目安で設定させていただきます

下記に当たらない場合でも診察いたしますが、隔離室を利用してご案内します

午前9:00~10:20発熱・咳嗽・下痢などの感染症
午前10:30~11:45アレルギー・皮膚・便秘などの非感染症
午後16:00~17:20アレルギー・皮膚・便秘などの非感染症
午後17:30~18:00発熱・咳嗽・下痢などの感染症

 

コロナウイルス・新型コロナウイルスについて 予防を中心に ダイジェスト版 [2020.03.25更新]

<コロナウイルス、新型コロナウイルスとは>

コロナウイルスは気道感染をおこすウイルスの一つで、ライノウイルスなどとともによくみられるものの一つです。コロナウイルスは毎年小さな変異をするため、反復感染が生じることがわかっています。乳幼児期から成人まで反復して感染し、冬から春の季節に流行することが多いです。今回の新型コロナウイルスは特に高齢者や基礎疾患を有している方の中に重篤化・死亡する可能性があり、さらに今後人から人に感染する過程で、ウイルスの病原性や感染力が変化する可能性は否定できないため、国及び世界的にその対策が必要とされています。

<特徴>

潜伏期間:コロナ、新型コロナともに5日間前後ですが、1日から12日までの幅があるようです。

感染経路:原則として咳やくしゃみによる飛沫感染です。これはウイルスが咳などで排出する微細な飛沫痰に付着し、飛沫ごと吸い込むことで感染に至るものです。その他、鼻汁などが手指に付着しての接触による接触感染も多いようです。飛沫が乾燥し飛沫核といわれるものとなり空気中を浮遊することで感染するリスクはあります。その場合は、換気の少ない密閉された空間という条件で成立しやすいようです。

症状:咳・くしゃみや鼻汁・鼻閉、咽頭痛、時に発熱を伴ういわゆるかぜという症状です。気道だけでなく消化管に感染することもあり、その際には下痢の症状が出現することがあります。ほとんどが、時間経過のなかで徐々に回復に向かいますが、時には肺炎、呼吸困難、気管支喘息発作や中耳炎を合併することがあります。

<受診の目安>

症状が出現する初期は通常の感冒と変わりがありません。現時点では、コロナウイルスの検査は限られた方を対象におこなわれています。コロナウイルス患者との接触歴や海外渡航歴、急速に進行・悪化する呼吸器症状などです。これらの条件が満たされる場合は専用電話窓口で相談し専門外来受診が必要です。感冒症状のみの場合は、近隣のクリニック・病院をまず受診することをおすすめします。

経過中に注意しておくべき症状は以下に挙げる点などです。

呼吸の異常、顔色の異常、脱水症状、けいれん、意識障害など

<治療>

治療は、安静・水分補給・適切な食事・咳嗽鼻汁などの症状を緩和する内服薬が基本です。抗ウイルス薬は現時点では存在しません。多くは、軽症で軽快するようですが、一部で重篤な肺炎・呼吸障害に至り、人工呼吸管理が必要になるようです。まずは、自宅にて基本的な治療をおこなうとともに慎重に経過観察をおこない、病状が急速に変化する場合は迅速に入院治療をおこなうことになります。現時点で高齢者や基礎疾患がある方が悪化しやすいとの情報がありますが、小児においては十分な情報の蓄積・解析がなされているわけではないので、油断せず経過観察をおこなう必要があると思われます。

<予防>

・赤ちゃんや高齢者、基礎疾患をお持ちの家族がいらっしゃるご家庭ではご家族皆さんで積極的に予防に努めることが大切です。

・推奨される予防方法がいくつかありますが、いずれも100%というものはありません。しかし、そのリスクをさげ、侵入するウイルス量を減らすことにより軽症で済む可能性があるため、可能な限り複合的積極的に予防することをおすすめします。

・人混みを避け、外出時には可能な限り使い捨てマスクを着用し手洗い、うがいをしましょう。

・人混みがどの程度かですが、飛沫感染の場合は2mの間隔をとることが推奨されています。屋内で換気が悪く、人と人の間隔が狭い状況は避ける方が望ましいですし、屋外で人と人の間隔が広ければリスクが低いといえます。

・マスクは自分から他者への飛沫感染を防ぐとともに、他者から自分への飛沫感染を防ぐ効果があります。また、鼻腔口腔内の湿度を保つことで粘膜における感染防御機能を維持することが期待されます。マスクは正しく使用することが大切です。鼻と口の両方を覆うようにかけマスクの形状を調整しマスクの横の隙間が少なくなるようにしましょう。アルコールもしくは次亜塩素酸ナトリウムを十分量噴霧するか手洗い洗濯などにより再利用は可能です。ただし、いずれもすぐに使用せず十分に乾燥したうえで使用しましょう。

・手洗いは、ウイルスが含まれる鼻汁などで汚染された手でたべものを食べたり目をこするなどして感染してしまうことを予防します。石けんを十分に泡立ててしわの溝や爪の間もしっかり洗浄しましょう。アルコールの手指洗浄も有効とされますが、どちらかをおこなえば大丈夫です。

・手指の高頻度接触表面(ドアノブ、手すりなど)は感染源になるため定期的な消毒が必要です。コロナウイルスにおいては、アルコール(消毒用エタノール)、次亜塩素酸ナトリウムが推奨されています。アルコールは揮発性が高く乾きやすいため使用しやすいと思われますが、現在入手困難な状況であることが難です。次亜塩素酸ナトリウムは、キッチンハイターやハイター、ミルトンなどから作成することができるので、アルコールがない場合は利用しましょう。濃度は有効性に影響するため(0.05-0.1%推奨)作成にあたり配合量は間違えないようにしましょう(作成方法のネット情報は多いので確認して下さい)。注意点は、金属に対する腐食性があること、素材により色落ちする可能性があること、アルコールより乾きにくいこと、皮膚刺激性があるために皮膚が弱い方は手袋を用いて扱う必要があることです。

・うがいについては賛否両論があります。ウイルスが粘膜に付着後15分くらいで侵入するため有効性に限りがあるとの意見です。うがい薬としてはイソジンガーグルがウイルスに有効ですが、水道水でも十分という報告があり、頻回にうがいする場合はイソジンうがいを人混みに入った後のみに限定することもありかもしれません。

サウスウッドこどもクリニック

院長 栗屋敬之

2020年3月25日

交通案内

〒224-0032
神奈川県横浜市都筑区茅ケ崎中央6-1 サウスウッド3F
センター南駅(出口1)から徒歩3分
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診療時間

 診療時間窓口受付WEB受付
午前一般  
(月~土)
9:00~12:008:45~11:45前日20:00~
当日11:00
予防接種
健診     
(月~金)
12:10-13:00
15:00~16:00
予約制電話予約
午後一般  
(月火木金)
16:00~18:0015:50~17:45当日6:00~17:30
午後一般  
(水)
16:00~17:1515:50~17:00当日6:00~16:45

休診日:土曜午後・日曜・祝日

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