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小児でよくみられる病気およびその対応について

子供たちの健康はすべての親の希望です。けれど残念ながら時に体調を崩してしまうことが必ず起こります。まず行う必要があるのは経過を慎重に観察して初期の看護対応をすることです。たとえば、熱が出ていると感じたときに、どの程度の体温なのかを把握し、発熱に対してクーリングをはじめとする発熱に対する初期対応をまず始めます(発熱や嘔吐など具体的なお話は今後お伝えしていきます)。

そして受診すべきか迷ったときや週末になってしまう場合は早めにクリニックや病院を受診することをお勧めします。全然大丈夫と言われてしまうかもしれませんが、その後の注意点を教えてもらえるかもしれません。一度診察しておくと次に診察する際にポイントを押さえた診察が可能になり、その際にはより真摯に診てもらえることが期待できます。小児科は小児を対象とした総合医ですのでまずは小児科のクリニック受診をお勧めしますが、耳鼻科は耳や鼻の専門家ですし皮膚科は皮膚の専門家、眼科は目の専門家ですので自宅から近くてこどもに対して理解してくれる先生であればそれぞれのクリニックを受診しても良いと思います。

夜間や休日に体調を崩してしまったときは、都筑区医師会が行っている休日夜間診療所や病院の救急外来を受診した方が良い場合もあります。しかしその場合、危急的な状況かどうかが最優先され薬は短期間のみになり、通常の診察とは違うことを理解しておく必要があります。

もう一つ重要なことは、記録を残すことです。温度表、体温表という表に体温やその他の症状、治療内容などを記録することをおすすめします(体温表がない場合には、ちょっとしたメモ用紙に記録しても大丈夫です)。保護者も頭の整理になりますし、その情報を医師に示すことでより正確な情報を短時間で医師に伝えることができます。

以上、ちょっとしたことですがあらかじめ知って頂きたいことをお伝えしました。個別のことについては時間が許す限り、実際の診察の際にお伝えできればと思っています。

サウスウッドこどもクリニック 院長

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